アニメ界の至宝、高畑勲監督

高畑勲監督は、ジブリ映画『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』などで知られるアニメ演出家です。

アニメがまだ漫画映画と呼ばれていた時代から現在に至るまで活躍してきた功績は、国内のみならず海外からも高い称賛を集めています。数多くの劇場長編およびTVアニメの演出を手がけ、『アルプスの少女ハイジ』『赤毛のアン』の演出を担当した際には、徹底した取材に基づいたリアリズムにより庶民生活を描きました。

宮崎駿とともにスタジオジブリを設立して以降は、寡作ながら常にハイクオリティで実験的な劇場アニメ映画を作り続けています。徹底的な凝り性で知られる高畑勲監督は制作スケジュールが遅れることもしばしばで、なおかつ予算を度外視するため制作費が高騰し、興行的に苦戦することも少なくありません。

後輩であり盟友でもある宮崎駿監督の華々しい活躍の影で、一見すると目立たない印象もあるかもしれません。しかしその宮崎監督さえも、常に高畑勲監督の新作を熱望し支援しているほどの、名演出家なのです。

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